(初めての方は「蒼井空太のブラック研究室脱獄記」から読むことをおススメします)
さて、
急遽両親に連れられ、
強引に実家に帰らされることになった私。
実家に到着した日の夜、
私は母から心療内科に行くことを進められました。
「心療内科なんて、自分の行くところではない」
と思っていたのですが、
その日は精神的にクタクタに疲れていたことと、母の温かい料理を食べてホッとしたこともあり、
素直に「行ってみるか〜」と思えました。
(ひょっとしたらこれも最強の言霊の効果なのかもしれない)
と考え、流れに乗ってみたいという思いもありました。
次の日の朝、
私は母の作ったごはんを食べて、
自転車で地図に示された心療内科に行くことにしました。
天気が良くて、
ポカポカ陽気で気持ちがよい日でした。
自転車を漕いでいるときに
「昨日逃げ出さなければ、俺は今ごろ大学で研究していたんだなぁ」
なんてボンヤリ思いました。
自分がかつて通っていた小学校の側を通ると、
休み時間だったようで、グラウンドで遊び回る
生徒たちの活発な声が外まで聞こえてきました。
なんだか懐かしい気分になり、
「俺が小学生だったのは何年前だっけ」
と思ったりしました。
昨日まで研究室という地獄で生活していましたから、
急にこんな平和ボケした故郷に帰ってくると、
なんだかすごく浮世離れした感じでした。
そして15分程で地図の心療内科に到着しました。
私はここで衝撃の事実を知ることになるのです。
今日はここまで。
次回
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