「おええええええ!!!!」
私は胃の中のものをすべて吐き出してしまいました。
大学での研究室での極度のストレス、
毎日にように繰り返されるパワハラ、
失敗ばかりでちっとも前に進まない卒業研究。
これらの要因が積み重なり、
ついに吐き気まで催すようになってしまったのです。
時をさかのぼること今から3年前、
2016年4月3日。
当時大学4回生だった私は
ブラック研究室に配属されました。
そして、そこにいたのは、
まるで豊○議員のような女性の准教授だったのです。
彼女はマシンガンのようによく喋る人で、
気に入らない生徒は徹底的に罵倒し、
言葉のサンドバックにしていました。
これら↓は私が実際に彼女から言われた言葉です。
「ふざけんなよお前えええ!!!」
「プレゼンの中身スッカスカじゃねえか!!!
バアアアアカ!!!!!!」
「あのさああああ!!!!ハッキリ言うけど君4年間何してきたのーーー?????」
「これだけしか進んでないのおおおお?????いーーままーーーでなにやってきたのかなーーーあーーーー??????」
しかも2時間もの間です。
私がいた研究室では
1週間に一度、セミナーという発表会があったのですが、
そこでは准教授が指定した論文や
研究の進捗状況を発表しなければなりませんでした。
セミナーでは
准教授を含む研究生全員の前で発表を行うのですが、
新入生にはとても答えられないような
意地の悪い質問がバンバン飛んできて、
ちゃんと答えられるまで終了することができません。
とにかく准教授がネチネチと重箱の隅をつつくような
質問をしてきて、出来なければ怒鳴られます。
そんな地獄のような時間が毎週続き、
同期の女の子なんかは
セミナー前に恐怖で泣き出してしまうこともありました。
しかし、辞めようにも辞められません。
私は当時4回生だったので、
この地獄のような1年を耐え抜き、
卒業論文さえ提出すれば無事卒業できたからです。
(ここで大学を辞めれば
今まで努力して取ってきた単位が
全部無駄になる。我慢するしかない)
そう思った私は念仏のように
「あと半年で辞められる」
「あと半年で辞められる」
「あと半年で辞められる」
と唱えていました。
しかしついに私の身体に限界が来てしまったのです。
身体がちっとも動かない・・・
そう。
身体が動かないのです。
比喩なんかではありません。
研究をしようとしても、
身体がピクリとも動きません。
研究結果をまとめようとしても、
パソコンの電源が入れられません。
ピペットを持った手が一切動きません。
まるで
「ゴキブリを生きたまま食え」
と言われた時のように、
ピタッと身体が動かなくなりました。
そして私は何もできないまま、
一週間が経過し、
再び地獄のセミナーが開始されました。
今回行われるセミナーは半年間の総仕上げのようなセミナーで、
普段よりも規模が大きいものです。
そんなセミナーに全く準備していない状態で、
私は挑むことになりました。
セミナー当日、
その日の記憶は今でもあまり覚えていません。
私は、自分のスカスカのプレゼン資料をブルブル震える手で、
准教授に渡しました。
准教授は、私のたった2行しか書けていないプレゼン資料を見てこう言いました。
はぁ・・・・?
ねぇ・・・
お前・・・
今まで何やってたの・・・・?
何やってたって聞いてんだよ
お前ええええええええええええ!!!!!!!!!
・・・それから2時間の記憶はほとんどありません。
ただただ実験内容について尋問されていたんだと思います。
中間発表が終わった後は、
私の身体は汗びっしょりになって冷え切っており、
魂が抜けたような脱力感に襲われていました。
身体がプルプル震えて、
もう立つ力すら残されていませんでした。
椅子に座ったままの私は、
こう思いました。
大学とか、
世間体とか、
両親とか、
もうどうでもいい。
「俺はここにいたらおかしくなる」
と。
そう考えた私は、
研究室の先輩に対し
「体調が悪いので明日1日だけ休ませてください」
と報告し、自宅に帰りました。
◇◆◇
次の日、研究室を休んでしまった私。
いつもよりゆったりした一日が始まり、
ボーっとテレビを見たり、
部屋を掃除したり、
遅めの朝食をとったりしていました。
「とにかく今日だけはあの研究室に行かなくてもいいんだ!」
と思うと、少し元気が出ました。
しかし何か問題が好転したわけではありません。
(これからどうしよう......)
悩んだ私は、
なんとなく自転車で本屋に行くことにしました。
◇◆◇
本屋に到着した私はいつものように
ビジネス書や自己啓発のコーナーに向かいました。
そこで何気なくフ~ッと本を眺めていると、
ある1冊の本が気になりました。
斎藤一人さんという人が書いた、
「神さまに上手に助けてもらう方法」
という本です↓
斎藤一人さんと言えば、
銀座まるかんという漢方薬の会社の創業者で、
日本を代表する大実業家として有名です。
斎藤一人さんは、
1993年から12年間納税額ベスト10入りを果たし、
2004年までに収めた税金が合計で173億円
という規格外れの大富豪です。
そんな一人さんが創った会社、
銀座まるかんですが
さぞかし大きな会社なのかといえば、
全く違います。
どこにでもあるようなごくごく普通のドアに、
「銀座まるかん」のロゴが出ているだけ。
そして、そこで働いているのも
パートのおばちゃんが5人だけ(笑)。
肝心の一人さんは1年中
愛車に乗って日本中を旅して回っており、
社長なのにほとんど会社にはいないそうです。
そしてたまに一人さんがフラッと会社に戻ると、
パートのおばちゃんたちが
笑顔で一人さんのことを大歓迎して宴会が始まり、
仕事にならないそうです。
「そ・・・そんな会社が
納税額173億円・・・????!!!!」
正直言うと、私の頭の上には
「?」が10個くらい浮かんでいました。
そんな訳の分からない超大金持ちの
斎藤一人さんですが、
この本に書かれてあった
「あらゆる困難から守ってくれるお守りの言霊」
が、私を絶望のどん底からたすけてくれることになったのです。
それではどうぞ(本書16ページより)。
「神様に上手に助けてもらう人」になるには、
“ある言葉”を言っていればいいのです。
これは強烈な光の波動を放つ「お守りの言霊」です。
「お守りの言霊」は、とにかく、たくさん言うことがポイントになります。
それは・・・
「天之御中主(アメノミナカヌシ)さま
お助けいただきまして ありがとうございます」
この言霊を、いつ、どんなときでも、
唱えているだけでいいのです。
ひとりさんも、ずっとこの言霊を言っていたおかげで、
何度も何度も神様に助けてもらってきました。
常識では考えられないようなことや、
想像もできないようなうれしい奇跡も、
何度も何度も起こしてきました。
そして、気がついたら・・・、
「生涯納税額日本一」という、
信じられないような大きな成功までいただいていたのです。
とても信じられないような話ですが・・・、
すべては事実なのです。
どうだったでしょうか。
この本を読んで私は、
「正直言ってかなり胡散臭いなぁ・・・」
と思いました。
しかし私は、
「納税額日本一の大金持ちが言ってるんだから
1回くらい試して見る価値はあるだろう」
と思いました。
どうせ他にできることなんて何もないですからね。
そのため、私は藁にもすがる思いで
「アメノミナカヌシさま、
お助けいただきましてありがとうございます」
を言い続けました。
1日1000回は言っていたと思います。
すると不思議な奇跡が起き始めたのです。
ある雨の日のことです。
いつものように大学に行こうと歩いていると、
急にぱっとアイデアが降ってきました。
それは
「大学をやめたほうがいい」
というアイデアでした。
今までは大学をやめるなんて大胆な考えは思いつきもしなかったのですが、
考えれば考えるほど
「アリだな」
と思うようになりました。
そしてとうとう大学を脱出する計画を立てることに。
いろいろ考えた私は両親に対して、
「大学で准教授からいじめを受けているから
研究室を辞めたい」
という旨のメールを送りました。
すると次の日、
ドンドンドン!という玄関を叩く音が聞こえました。
「空太~~!開けて~~!」
私のお母さんの声です。
扉を開けると、
血相を抱えた私の父と母が扉の前に立っていました。
「空太!大丈夫か!?」
「うん」
「空太、実家帰るで!」
「え・・・」
私の両親は有無を言わせず
私を車に連行。
こうして私は強制的に
実家に帰らされる羽目になりました。
実家に帰った私は、
次の日心療内科へ行きました。
そこで先生に診てもらい、
最終的に「適応障害」という
精神疾患にかかっていることが判明。
あと一歩状態が悪化すれば
「うつ病」になっていたそうです。
大学には診断書を送り、
しばらく実家で休養することになりました。
しかし私は大学に復学する気は一切ありません。
一応籍だけは置いていますが、
すぐに中退するつもりでいました。
こうして私は休学することになったのです。
大学を休学した私は、
毎日のようにネットで調べ物を行い、
自分が生計を立てていく方法を調べていました。
なにせもう組織に所属するのはうんざり。
「絶対に自宅で、一人きりで稼げる方法が知りたい!」
こう思っていました。
それからというもの、
私はさまざまなことを試しました。
ヤフオクでいらないものを売ったり。
せどりだったり、
転売だったり。
しかしどれ一つとってもうまくいきません。
唯一ヤフオクで不用品を売るのはうまくいって、
10万くらい稼ぐことができたのですが、
おかげで家の中が空っぽ。
売るものが何もなくなってしまいました。
せどりに関しては成果ゼロ。
もともと物を探すのが苦手な性格のため、
ブックオフに行って高そうな本を探すのですが、
苦痛すぎて1日で挫折しました。
そして転売。
私は海外からレゴを取り寄せ
日本のヤフオクで売ろうとしたのですが、
取り寄せたレゴがなんと偽物!
中国版のLEPEN(リーピン)というパチモンだったのです。
結局2万円ほど損してしまい、
転売のやる気もなくなりました。
こうして万策尽きた私。
でもあきらめるわけにはいきません。
「なにか・・・何か方法があるはずだ!!」
しぶとく解決策を探し回っていた私は、
たまたま立ち寄った書店で
ある1冊の運命の本と出会いました。
神田昌典さんが書いた
という本です。
その本にはこんなことが書かれていました。
「紙を1枚用意し、
自分の夢を書いて朝晩眺めると、
それが叶う」
もう一度言いますよ。
「紙を1枚用意し、
自分の夢を書いて朝晩眺めると、
それが叶う」
「んなアホな」
私はついツッコんでしまいました。
そんな簡単なことで夢が叶うわけない!
出鱈目だ!
でも・・・
もし本当にそんな簡単なことで夢が叶ったら・・・
いやいや!無いから!
そう思い、
著者の神田昌典さんのプロフィールを調べてみました。
するとびっくり!
神田さんは過去に会社をクビになったことがあり、
絶望のどん底にいたのですが、
自分の夢を紙に書いてからは、
年収が1000万円を超え、
あれよあれよで長者番付に載るまでに大成功してしまったのです。
マジかよ・・・
「じゃあ一応、やってみるか。
もし無理だったとしても、
紙一枚が無駄になるだけだし・・・」
そう思った私は家に直行。
紙とペンを取り出し、
このように書きました。
「2019年5月1日、私は大金持ちになり、
毎月100万円を稼いでくれる不労所得を作ることができた」
そしてこれを毎日のように持ち歩き、
朝起きた直後と夜寝る直前のボーっとしている時に、
眺めていました。
そんな生活が1カ月ほと経ったある日、
私はたまたまインターネットで
ある大学生のブログを見つけました。
彼は私と同じで、
飲食関係のブラックアルバイトで
働いていたそうです。
しかし、そこで搾取されているのが嫌になり、
いろいろ模索した挙句、
アフィリエイトという
ネットビジネスと出会いました。
更にアフィリエイトを始めてから
たった3カ月で稼げるようになり月収100万円を達成。
今はアフィリエイトで1億4000万円以上を稼ぎ出し、
完全に自由人の仲間入りとなったそうです。
このブログを読んだ私は
アフィリエイトというビジネスに興味を持ちました。
アフィリエイトとは
商品の紹介業です。
他社の商品を自分のブログで紹介し、
その紹介で売れた場合は
紹介料が入るという仕組み。
そのため、
ネット上に自分のブログを立ち上げるだけで
毎月100万円を稼ぐことができるようになるのです。
どうやらアフィリエイトには
以下のようなメリットがあるようでした。
・自宅で1人で稼ぐことができる
・ほったらかしにしてもネット上に作った仕組みが稼ぎ続けてくれる
・自由になることができる
・年収1000万円以上になることができる
「これって自分にぴったりのビジネスじゃね?」
そう思った私はめちゃくちゃ興奮しました。
「ひょっとしたら紙に書いたことがもう効果を発揮し始めているのか!?」
ことの真偽は分かりませんが、
とにかくアフィリエイトを始めることを決断。
しかしアフィリエイトを始めると言っても
まず何をしたらいいか分かりません。
私はさまざまなアフィリエイターのブログ記事を読み、
まずは初心者向けの情報商材を買うことにしました。
情報商材とは、
その道の成功法則が書かれたPDF文書のことです。
私はインフォカートというサイトで
一番人気のあった
情報商材を購入しました。
そして私はこの教材に書かれてある通りに
作業を行っていきました。
・サーバー、ドメインの購入手続き、
・ネット銀行の開設、
・wordpressのインストール、
・無料ブログで記事を書く練習、
・ASPの登録
・wordpressでブログ記事を書く
などなど・・・。
プロセスも画像と動画とわかりやすい文章で説明されてあるので
書かれてあることを淡々と作業していくだけでした。
なにより、
自分が今夢に向かって正しい努力ができているということが
本当にうれしかった・・・。
今まで霧が立ち込めているようで苦しかったのが、
急に晴れて将来の見通しが立ちはじめたのです。
こうして私は今現在、
wordpressに立ち上げたブログで
記事をたくさん書いています。
過去の自分を同じような悩みで苦しんでいる人を救うためです。
ここに来るまでたくさんの失敗をしました。
今もまだ月収100万には程遠い状態です。
しかし、初期に作った無料ブログを
今チェックしてみると、
約20万円の売り上げがありました。
楽天アフィリエイトなので報酬額は1 %としょっぱいですが、
それでも
0→1
になった瞬間でした。
これからも1つずつ1つずつ役に立つ記事を書いていけば、
きっと自分が金銭的自由を掴めると信じています。
あなたももし、
大学でうつ病になって悩んでいるなら、
私と一緒にアフィリエイトをやってみませんか?
この記事を読んだあなたが将来的に
大成功できる日を心待ちにしています。
今日はここまで。
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このブログがあなたの幸せにつながりますように。
蒼井空太
私も毎日大学に行くことが苦痛で共感できる内容でした。また、人との共同作業が苦手な人でも稼ぐ方法があると知れてとても興味を持ちました!これからも頑張てください。
とある薬学生さん、コメントありがとうございます。
これから人との共同作業が苦痛な人ほど稼げる時代が来るかもしれませんね!
初めまして。内容を拝見させていただきました。
私は、持病の治療薬の影響でうつ状態→うつ病と診断され休学しています。大学の実習中に突然言葉が理解できなくなったり身体が上手く動かなくなる等症状が出始め、両親の勧めもあり実家で静養中です。
現在、感染症の影響もあってかなかなか働き口を見つけることができず収入がなく困っていたところにこの記事を見つけました。アフィリエイト。初めて聞きましたが、見ていて興味が湧きました。色々と調べてみようと思います。お互いに頑張りましょう!
長文失礼致しました。
うつで休学中の看護学生さん、コメントありがとうございます。
本当に辛い思いをされてきたのですね。
私も研究室に配属されてから適応障害になったので
そのキツさはとてもよく分かります。
あなたと同じ(というかもっとヤバい、休学4年目)境遇の人間がここにいますから、
どうぞ安心して自宅で療養なさってください。
将来のためにいろいろやってみるのも良い体験になると思います。
蒼井空太