(初めての方は「蒼井空太のブラック研究室脱獄記」から読むことをおススメします)
さて、実家に帰り、
母親から心療内科へ行くことを薦められた私。
「心療内科など自分のいくところではない!」
と思っていたのですが、
久しぶりに実家に帰って、ほっとしたこともあり、
素直に行ってみることにしました。
実際に着いてみると、
心療内科は静かで綺麗な建物でした。
おそるおそる中に入ってみると、
老人や若い女性などが待合室で待っていたのですが、
思っているよりも普通の人だらけでした。
少なくとも精神に異常をきたしているようにはみえませんでした。
診察カードを作ってもらい、
待合室で待っていると、
「蒼井さーん」と呼ぶ声が。
診察室をあけると、
聡明でやさしそうな女性の先生
がいました。
その女性の先生に、
「どうされましたか?」と優しく尋ねられ、
私はたどたどしくも、
いままであったことをポツポツと話していきました。
が、しだいにせきを切ったように私の話はスピードアップしていき、
気づいたときには今までの実験室での仕打ちをすべてぶちまけていました。
先生は一回も言葉を挟まずにすべて
うんうん、そうなんだ、と
うなずいて聞いてくれました。
そして私の話がおわると、
静かに心をいたわるように、
「今まで相当つらかったですね」
と言ってくれました。
そして最後に一言
「よくがんばりましたね」
と褒めてくれました。
涙が出るくらいうれしかったです。
やはり、私がいた研究室は客観的に見れば異常で、
周りと自分が麻痺していただけだったようです。
そして、
先生の口からついに、
私の症状が述べられたのです。
その驚きの結果とは・・・
次回
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