(初めての方は「蒼井空太のブラック研究室脱獄記」から読むことをおススメします)
さて、数字に強くなるためには
簿記3級に合格すること
が必須であることを知った私。
今すぐにでも簿記の勉強がしたかったので、
もう夕方だったのですが、
その日のうちに書店に買いに行きました。
書店に到着し、
簿記コーナーへ行くと、
欲しい本がありました。
コレです↓
LEC東京リーガルマインド著「らくらく学ぶ日商簿記3級高速マスターNEO」テキスト＆問題集
（ただし、このシリーズの簿記の問題集とテキストは、
年々バージョンアップされていますから、
もし皆さんが同じシリーズを購入したい場合は、
その年に刊行されたものを買ってくださいね）
この本を見つけた私は、
パラパラと中身を立ち読みし、
うん、わかりやすそうだ！
と判断したので、
レジに向かい、購入しました。
家に到着した私は、
購入した本をリュックサックの中に入れ、
本を買ったことがバレないように、
家の中に入りました。
幸い、まだ母親は帰ってきていなかったので、
すぐに2階の自室に戻り、
今日買ってきた簿記の本をリュックの中から取り出しました。
そして、再びテキストを読むことに。
最初のほうはかなり簡単そうだったので、
さっそく解いてみることにしました。
ちなみに、問題集に直接書き込むと、
2週目ができないので、
白いA4用紙を取ってきて、
鉛筆で書き込むことにしました。
最初は仕分けと転記の問題でした。
仕分けや転記というと、
分からない人が多いと思うのですが、
個人が自宅で家計簿をつけるように、
会社では使ったお金や入ってきたお金を
帳簿に記録しなければなりません。
仕分けと転記とは、
その帳簿にお金を書き込むときの簡単なルールなのです。
私は初めて聞く言葉に悪戦苦闘していたのですが、
基本的には、
・足し算
・引き算
・掛け算
・割り算
の4つしか使わないので、
楽しく問題を解いていきました。
そして、ふと、
（こんなに勉強が楽しく感じたのは、
久しぶりだな・・・）
と思いました。
私は、研究室にいたころ、
ほんとうに理解不能な英語の論文を読まされたり、
それをプレゼン用の資料にまとめたりしなければなりませんでした。
正直言って、どの論文も理解不能で、
本当に地獄でした。
しかし、簿記3級は、
めちゃくちゃ簡単で小学校の算数の知識しか使わないので、
よい頭の体操になるのです。
そもそも簿記3級とは、
商業高校の女子高生が受けに行くような試験なので、
大学受験を潜り抜けた私がやれば楽勝なのです。
そして、3ページほど問題を解いたところで、
だんだん眠たくなってきたので、
その日はベッドに入りました。
私は普段、神経質の不眠症なので、
眠るまでに30分～1時間ほどかかります。
あっちへいったりこっちへ行ったり、
ベッドの中で寝返りを打ったりするのですが、
その日は、びっくりするほどよく眠れました。
人間として、正しいことをしているから、
人生の方向性が正しい方にシフトされたから、
ぐっすり眠れたのかもしれません。
とにかく私は、
1年ぶりくらい久しぶりに熟睡することができたのでした。
そして、次の日から、
簿記の試験に向けたたのしい勉強生活が始まるのです。
次回
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