(初めての方は「蒼井空太のブラック研究室脱獄記」から読むことをおススメします)
さて、
「人生の9割は逃げていい」
という本を読んで、
逃げることは決して悪いことではない
ということを学んだ私。
この本に背中を押してもらい、
なんとか研究室から逃げようと思えるようになりました。
しかし、
いざ大学を中退するとなると、
悪い思い出だけでなく、楽しかった思い出もよみがえってきました。
3回生までは、まじめにすべての授業に出席していたこと。
ほとんどの単位が「優」か「秀」であり、
「卒業研究 後期」以外の単位は完璧に取れていること。
所属していた小さなサークルではそれなりに楽しく過ごせていたこと・・・
まるで走馬灯のように大学での4年間がフラッシュバックしてきて、
中退することを思いとどまらせるようなささやきが心の中から聞こえてきました。
「本当に中退していいのかい?」
「卒業研究 後期以外の単位は完璧に取れているんだろう?もったいないねえ・・・」
「親が悲しむだろうなあ・・・」
「周囲の友人だって君のことを軽蔑するだろう」
「大学を中退すれば、キミの最終学歴は高卒だぜ?」
「このご時世、高卒はないだろう・・・」
「もし起業して失敗したら、零細企業か肉体労働で働くしかなくなるぜ?」
このようなマイナスの感情がふつふつと沸き上がってきました。
本当に・・・やっちゃっていいのだろうか・・・
ぼんやりと天井を見上げました。
30秒ぐらいそのまま固まっていたと思います。
それで、
(固まっててもしょうがないな
おなかすいた、ごはんにしよう)
と立ち上がろうとしたその時、
またアイデアが降ってきたのです。
それは、
「今すぐブックオフへ行け!!!」
というアイデアでした。
私は困惑しつつも、とりあえず、
自転車をこいでブックオフに行くことにしました。
そこで再び運命の本に出会うとは知らずに・・・。
今日はここまで。
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