心理検査

目安時間13分

 

(初めての方は「蒼井空太のブラック研究室脱獄記」から読むことをおススメします)

 

 

さて、

 

准教授からのメールを完全無視することに決め、

 

心療内科へと向かった私。

 

 

15分ほどで病院に到着した私は、

 

再び中へ入りました。

 

ドアを開けると、平日の朝だというのに、

 

結構な数の患者さんがおり、診察を待っているようでした。

 

 

 

私はさっそく受付を済ませ、

 

待合室のソファに座り、

 

しばらくの間待つことにしました。

 

 

私は暇だったので、

 

スマホで斎藤一人さんの動画を見ることにしました。

 

 

この動画↓

 

「言霊の法則」【斎藤一人】

 

 

 

それで、なぜ私が斎藤一人さんの動画を見ていたかというと、

 

実は、以前紹介した最強の言霊が気になっていたからなんです。

 

 

 

私は大学を脱走した後でも、

 

「アメノミナカヌシ様 

 

お助けいただきまして 

 

ありがとうございます。」

 

 

という言霊を言い続けていました。

 

 

 

 

そして、この最強の言霊を言い続けると

 

ほんとうに、どんどん状況が好転していき、

 

大学を脱出して、

 

こうして心療内科へ来るまでになりました。

 

 

 

 

そのため、最初はまったく信じていなかったのですが、

 

次第に、

 

言葉には何か本当にパワーがあるのではないか?

 

と考えるようになったのです。

 

 

 

 

 

そうして、この動画を没頭して聞き入っていたのですが、

 

結構いいところで、

 

 

 

 

「蒼井さーん」

 

と呼ぶ声が。

 

 

 

私はしょうがないのでスマホの電源を切り、

 

頭を切り替えて診察室へ向かいました。

 

 

 

 

診察室のドアを開けると、

 

前回担当してくださった、

 

若い女性の先生が待っていました。

 

 

 

彼女は私を見るとにっこり笑い、

 

「お体の具合はどうですか?」

 

とたずねてくれました。

 

 

私は、

 

「実家に帰って安心できるようになってから、

 

次第に夜ぐっすり眠れるようになりました」

 

と答えました。

 

 

先生は、

 

「それはよかったです」

 

と答え、

 

心理検査の説明に入りました。

 

 

 

先生からの説明をざっくり要約すると、

 

 

心理検査とは、

 

国語、算数、社会、美術など、

様々な分野のテストを行い、

 

何が得意で、何が苦手なのかをはっきりさせる検査のことです。

 

 

 

普通の人がこの心理検査を受けると、

 

能力がどれもまんべんなく平均値を示して、

 

グラフが平たんになります。

 

 

 

しかし、自閉症スペクトラムの人が心理検査を受けると、

 

出来ることと出来ないことが極めてはっきりしており、

 

グラフが見事に凹凸になるのです。

 

 

 

 

 

 

その後、先生からは、

 

 

「今から心理検査を行い、

 

蒼井さんの能力値を、数回に分けて計測していきます。

 

テストが終わったら2週間後に結果をお渡しますね」

 

 

と説明されました。

 

 

 

そして、早速、心理検査がスタートしたのです。

 

 

 

まず最初は算数でした。

 

 

問題数はどの分野も全部で20問らしいです。

 

 

 

ちなみに、問題はすべて口頭で答える形式で、

 

紙と鉛筆は使えませんでした。

 

 

 

1番最初の問題は、

 

「1+1は?」

 

というものでした。

 

 

私は

 

(馬鹿にしてるのか・・・?)

 

 

と思ったのですが、素直に

 

「2です」

 

と答えました。

 

 

先生は

 

「正解です」

 

と答え、

次の問題を読み始めました。

 

 

次の問題は、

 

「ある部屋に人が1人います。

 

その後、2人が来ました。

 

さて、今部屋に何人いるでしょう?」

 

という問題でした。

 

 

私は、

素直に、

 

「3人です」

 

と答え、

 

これも正解でした。

 

 

 

その後も、どんどん問題が読み上げられ、

 

私はそれに答えて行きました。

 

 

 

しかし、問題数が多くなっていくにつれて

 

どんどん難易度が上がってきたのです。

 

 

 

8問目あたりからは、

 

中学受験レベルの数学になっていました。

 

 

 

私は、

 

(そういうことか・・・)

 

と思い、気を引き締めて問題を解き進めていきました。

 

 

 

12問目あたりから、

 

高校数学の確率の話になり、

 

私の頭はこんがらがってきました。

 

 

なにせ、この算数の試験は

 

紙とペンが使えないのです。

 

 

 

全て頭の中だけで考え、

 

口頭で答えなければならないので、

 

このあたりから躓きだしました。

 

 

 

その後も、できたり、できなかったりを繰り返し、

 

とうとう最終問題に突入しました。

 

 

第20問目は

 

1+32÷3×74√3+17-√5^2-4×8^2

×6÷337+7795-5×√51-3743-75

-129÷345^13+63219×974÷21-5131は?

 

みたいな問題でした

 

(問題を覚えていないので何とも言えないのですが、コレの100倍くらいの難易度でした)。

 

 

私は、

 

先生がすべての問題を読み上げる前に、

 

「すいませんギブアップです」

 

と白旗を上げました。

 

 

 

恐らく、最後の問題は、

 

サヴァン症候群などのような、

 

特殊な技能を持った人しか解けないような

 

問題になっているのでしょう。

 

 

 

私は算数を行ったあと、

 

社会や一般常識のテストを終え、

 

その日は終了することになりました。

 

 

 

 

どれも20問くらいの問題で、

 

算数と同じく、どんどん難易度が上がっていくタイプでした。

 

 

 

 

 

 

すべての試験が終わったのち、

 

私は会計を済ませ(確か3000円くらいかかった)、

 

家へと帰ることになりました。

 

 

 

そうして数日後、

 

再び心理検査の続きが始まったのです。

 

 

 

次回

 

「心理検査でついに蒼井の隠された才能が明らかに!」

 

 

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【目次】

 

 

 

このブログがあなたの成功に役立ちますように・・・。

蒼井空太

 

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管理人:

マイノリティー・スーパー・アシスター

蒼井空太

発達障害の方、発達障害ではないけど集団行動が苦手な方、ひきこもりの方、スターシードの方など、

生きづらい思いをしている人たち(マイノリティー)が金銭的に自立して、自由に生きていけるように手助け(アシスト)する。

そういう思いを込めて自分自身に

『マイノリティー・スーパー・アシスター』

という肩書きを付けました。

 

【蒼井空太の経歴】

①ブラック研究室に配属され、教授からボコボコにされる(2016)

②大学を脱走(2016)

③ニートになる(2017)

④家族とハチャメチャに喧嘩して家族からも脱走(2017)

⑤運送会社で深夜にヘルメットをかぶって中年の冴えないオッサンたちと肉体労働しながら家でネットビジネスを始める(2017~2020)←今ココ!

 

はたしてこんな自分でもネットビジネスだけで食っていけるのか、自分自身がモルモットになって試すことにしました。

(※ほんとうに実験段階です)

地下アイドルを応援するような温かい目で見てください。

 

 

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